記事: 京都の職人が作る七五三の髪飾り|創業80年、正絹とつまみ細工にこだわる理由

京都の職人が作る七五三の髪飾り|創業80年、正絹とつまみ細工にこだわる理由
七五三の髪飾りを選ぶとき、「なぜ京都のもの?」「正絹とそうでないものは何が違う?」と迷う方は少なくありません。この記事では、京都・西陣で創業80年、芸妓・舞妓の装いを支えてきたおはりばこが、つまみ細工の手仕事と本物の絹にこだわる理由をご紹介します。
おはりばことは
おはりばこは、京都・西陣で創業80年を数える和装小物の店です。芸妓・舞妓の髪飾りをはじめ、京都の花街や晴れの日の装いを、長年にわたって手仕事で支えてきました。七五三の髪飾りも、その積み重ねてきた技と目で、一点一点仕立てています。
なぜ正絹にこだわるのか
おはりばこには「絹に始まり、絹に終わる」という言葉があります。髪飾りづくりの出発点であり、たどり着く先でもあるのが、本物の絹=正絹です。
正絹には、化繊にはない光のやわらかな揺らぎがあります。手に取ったときのしなやかさ、染めの奥行き、そして年月を重ねるほどに深まる風合い。写真に残したときの上品な映りも、絹ならではです。七五三は一生に一度の晴れの日。だからこそ、記念に残る一品には本物の絹を、と考えています。
つまみ細工とは
つまみ細工は、小さく切った正絹を指先でつまんで折り、花びらを一枚ずつ形づくる、江戸時代から伝わる日本の伝統工芸です。花びらの形には、丸くふくらませる「丸つまみ」と、シャープに尖らせる「剣つまみ」があり、この組み合わせで梅や菊などの花を表現します。
一輪の花に、いくつもの花びら。ひとつの髪飾りには、その花がいくつも。気の遠くなるような手数の積み重ねが、絹の花の可憐さと立体感を生み出します。ちんころ・かのこといった絞りの飾りとの違いは、ちんころ・かのことは?で詳しくご説明しています。
職人の手仕事
おはりばこの七五三の髪飾りは、正絹を選ぶところから始まります。生地を裁ち、つまみ、花を組み、房や下がりを添える。色の取り合わせも、花の大きさも、お子様の晴れ姿を思い描きながら決めていきます。
手仕事だからこそ、同じ花でも一つひとつに表情が宿ります。機械では出せないやわらかさと温かみが、京都の職人の指先から生まれます。
七五三という晴れ舞台に選ぶ理由
七五三は、お子様の成長を祝い、これからの健やかな日々を願う大切な節目です。写真に残り、記憶に残り、やがて次の世代へと語り継がれていく晴れの日。
その一日を彩る髪飾りだからこそ、京都で受け継がれてきた本物の手仕事と、本物の絹を。おはりばこは、お子様の晴れ姿にふさわしい一品をお届けします。髪飾りの選び方は七五三の髪飾り 選び方ガイドもあわせてご覧ください。
